この記事では、病棟など忙しい現場で活躍する看護師のapplewatchの使用の是非について解説します
最近、病棟でapplewatchを付けている看護師さんがとても増えてきました
そこで、applewatchは看護業務で必要か、不要か 3年間以上現場で使用した筆者や筆者の同僚の意見をもとにまとめました
看護師にapplewatchは超おすすめできる
看護師にapplewatchは超おすすめです!!!おすすめ理由を解説します
時間管理ができる
多忙な看護師のみなさんにとって時間管理はとても重要な能力です
日々時間に追われる中で、いろいろなこと同時進行でおこなわないといけませんよね
applewatchを上手に活用できれば時間管理能力を一気に高めてくれます
業務のなかで、
・点滴を外し忘れてルートを詰まらせてしまった
・処置や薬剤使用後の状態観察が遅れた
といった経験はありませんか?
タイマー機能を活用すれば、点滴の交換・バイタルサインの再検など、確実に忘れることなくインシデントも予防できます
そして、このタイマーを何個でも同時にセットできるんです!!
マルチタスクが多い看護師にはうれしい機能です
持ちあるくものを減らせる
applewatchを使えば、基本機能で、秒針付き時計・電卓・アラームがついてます
アプリを使用すれば、点滴の滴下を確実に合わせることができます
そのため、ナースウォッチ・電卓・タイマー付き電卓 これら不要になります!!
AppleWatchは不潔?
医療の現場では、易感染状態の患者様がいたり、感染症や耐性菌の問題もあり看護師自身の清潔が大切です
applewatchは耐水なので、流水で洗う程度では壊れる心配はありません
また、ラバーバンドを使用すれば濡れてもサッと拭けたり、アルコール綿などで清拭することもできます (※筆者は気になったことありませんが、ゴムの劣化の心配もあるので注意)
プライベートでは皆様の好きなバンドに交換すれば公私ともに大活躍間違いなしです♪
※時計の使用を禁止している職場もあるので、規則に準じてください。
applewatchの機種・世代は?
applewatch SEで十分
applewatch SEをおすすめする理由は
もっとも安く購入できるお手頃モデルだからです
35,000円程度で購入できます!
少し高いですが、仕事道具だと思って投資する価値はあると思います!
上位シリーズになると、値段が跳ね上がる割には必要な機能は得にありません
applewatch SEでは血中酸素濃度の測定や心電図アプリは非対応ですが使いません
※リサイクルショップやフリマアプリでも安く購入できますが、偽物などトラブルには十分注意してくさい
充電のもち具合は…
2交代の夜勤でも、充電は十分もちます
ただし、勤務前にフル充電しておくことをおすすめします
高速充電に対応していませんが、2時間もあれば100%になるので夜間に充電をし忘れても、出勤時間までに充電すれば十分使用できるまで充電されます
おすすめの設定や文字盤は?
せっかく高いお金をつかってapplewatchを買っても使いこなせないともったいないです
具体的な使い方を解説します
文字盤はモジュラーコンパクトがおすすめ
iPhoneのwatchのアプリのマイ文字盤で簡単に設定できます
筆者のおすすめを紹介するので迷った方は参考にしてください
文字盤は「モジュラーコンパクト」をおすすめします
時刻設定は「デジタル」がおすすめです
デジタルの秒針なので、確実に実測での呼吸数や脈拍数を測定することもできます
また、コンプリケーションで上に「今日の日付」中に「電卓」下に「タイマー」を表示させれば最短でアプリの使用ができて時短になります
カラーはお好みでどうぞ♪
いろいろな設定を試してみて、自分に合ったオリジナル文字盤をつくってみてください!
点滴の速度調整アプリ ドロップヘルパー
おすすめのアプリを紹介します
それは、DropHelper (ドロップヘルパー)です!!!
文字通り点滴の滴下を助けてくれます!
点滴の総量・投与時間・点滴セットの種類(成人用・小児用)を入力すれば、滴下スピードが動画でながれるのでそれに合わせるだけです!!
その後の、定期的な滴下状況の確認はお忘れなく!
通知を厳選する
applewatchではIphoneの様々な通知が送られてきます
業務中に、不要な通知がきて仕事の妨げになったら元も子もないですよね
おすすめは、ほんとうにすぐに確認したい通知のみONにして、それ以外はOFFにする!
watch→マイウォッチ→通知 からひとつひとつ通知を設定していきましょう
通知を厳選し上手にカスタマイズして最高の設定をつくりあげましょう!
スマートウォッチが禁止される職場もある?
SNS上などいくつかの医療施設では看護師がApple Watchを使用することを禁止している職場もあるようです。以下にその理由を簡潔にまとめます。
感染リスク
腕時計型デバイスは手洗いや消毒の妨げになり、バンド部分に細菌が付着しやすいため感染リスクがあります。また、患者や他のスタッフに触れることで感染源となる可能性もあります。そのため、感染対策として着用が制限されています。
プライバシーリスク
Apple Watchの通知機能により、個人情報や医療情報が患者の近くで表示されることでプライバシー侵害のリスクが生じます。これを避けるため、スマートウォッチの使用が禁止されることが多いです。
集中力の低下
通知の頻繁な受信により集中力が削がれ、患者ケアに影響を与える可能性があります。看護師には高い集中力が求められるため、多くの医療機関では勤務中の使用を避けるよう求めています。
医療機器への影響
電子デバイスからの電磁波がICUや手術室などの医療機器に干渉するリスクがあります。患者の安全を最優先するため、こうしたデバイスの持ち込みは禁止されています。
プロフェッショナリズムの維持
Apple Watchの着用が患者や家族に「勤務中にプライベートなことをしている」と誤解を与える可能性があります。このような誤解を避けるため、スマートウォッチの使用が控えられています。
まとめ
Apple Watchは看護師にとって非常に便利なツールとなります。自分が使いやすいように設定をし仕事の生産性をあげられるようにしましょう!